キャラカメとAI案内は何が違う? 「誰が話しているか」で考える2つの仕組み
画面にキャラクターが表示され、利用者と会話する。見た目だけを見ると、「キャラカメ」と生成AIを使った「AI案内」は似て見えるかもしれません。
しかし、両者には大きな違いがあります。それは「誰が話しているか」です。今回は24秒の動画とあわせて、それぞれの役割の違いをご紹介します。

生成した受付の活用イメージ

生成したオンライン対応の活用イメージ
AI案内は、AIが回答を生成する
生成AIを使ったAI案内では、利用者からの質問を受け取り、その内容に応じてAIが回答を生成します。FAQ、情報提供、定型案内、無人受付など、人が常に対応しなくてもよい場面での活用が考えられます。
質問の認識や回答生成、通信などにより、応答まで待ち時間が生じる場合があります。応答時間や案内できる内容は、システム構成と運用設計によって異なります。

- 利用者の質問
- 内容を認識
- AIが回答生成
- 案内
※この記事の「AI案内」は生成AIで回答を作る構成の例です。案内システム全般を一律に分類するものではなく、定型応答や有人切り替えなど、さまざまな方式があります。
キャラカメは、本人がリアルタイムで伝える
キャラカメは、AIが会話内容を考えて回答する仕組みではありません。本人がその場で話し、その言葉や表情をキャラクターの姿で相手へ届けます。
接客、商談、オンラインサポート、面談など、人が直接コミュニケーションすること自体に価値がある場面を想定しています。AIの回答生成を待つ構成ではありませんが、カメラ処理や利用する通話サービスなどによる遅延はあり得ます。

- 本人が話す
- キャラカメ
- キャラクターの姿で伝える
- 相手へ
違いは「誰が話しているか」
AI案内
- 回答するのは
- 生成AI
- 主な役割
- 案内の自動化
- 用途の例
- FAQ・情報提供・無人受付
- 会話の進め方
- 質問に応じて回答を生成
キャラカメ
- 話すのは
- その場の担当者本人
- 主な役割
- 人のコミュニケーションを支援
- 用途の例
- 接客・商談・オンラインサポート
- 会話の進め方
- 本人がその場で受け答え
向いている場面も、それぞれ違う

情報を案内する場面
館内案内やよくある質問など、整理された情報を繰り返し伝える場面では、自動応答による案内が選択肢になります。

人が対話する場面
相手の状況を聞きながら説明を変えたり、その場で相談に応じたりする場面では、担当者本人が伝えることに価値があります。
AI案内とキャラカメは、組み合わせることもできる
活用構想:AIによる自動化 + 人によるコミュニケーション
- 通常案内をAIで対応
- 人の対応が必要と判断
- 担当者へ接続
- キャラカメで受け答え
まずAIが定型案内を行い、必要に応じて人の担当者へつなぐ。こうした役割分担も、将来のソリューションとして考えられます。
※連携・有人切り替えは活用構想です。キャラカメに実装済みの自動切り替え機能を紹介するものではありません。実現には連携先の仕様と個別開発・運用設計の検討が必要です。
人が伝える、姿だけを変える

自動化が必要な場面と、人が伝えることを大切にしたい場面。それぞれの役割を整理して、利用シーンに合う方法を選ぶことが大切です。
